2021年12月18日にPerth Concert Hallで開催されるMessiahのチケットがそろそろ完売しそうだ。
日本では年末のクラシック音楽と言えばベートーベンの交響曲第9番を想起するが、他国ではクリスマスにキリストの生涯を描いたメサイアが演奏されるのが一般的だ。
コーラスを担当するPerth Symphonic Chorusはこの時期にメサイアを演奏するのが25年目になる。
昨年末はCovid19が猛威を振るっていて世界中がコンサートどころではなかったが、ゼロコロナを維持し続けたパースではマスクなどの制限もなく例年通りメサイアのコンサートが開催された。
今年はコロナの脅威が昨年より薄れているからか、チケットの販売が好調で2021年12月2日時点で残りが120枚程度になっている。
パースにはエンターテイメントが少ないという声を聞くことがあるが、アンテナを張っていれば様々なイベントを見つけることができるのだ。

メサイアに先駆けて12月4日と12月5日にRedemptorist Monasteryでクリスマスキャロルコンサートが開催される。
合唱はもちろんPerth Symphonic Chorusだ。
残念ながら12月3日のチケットは完売しているが12月4日のチケットにはいくらか余裕がある模様だ。
12月4日日曜日は子供連れで楽しめるように初めて開演時間を午後2時に設定した。
観客も一緒に歌えるように歌詞カードを配布したり、小さなお子さん連れでも安心して楽しめるように工夫している。
メサイアの中でも一番知られているであろうハレルヤも演奏曲目に入っているので意外にお得なコンサートなのかも知れない。

発行人 Ryuichiro Suzuki
©️Japan Australia Settlements Pty Ltd
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